cornflowerの読書と映画と旅と勉強の日記

思いつくままに、備忘録として

チャペック兄弟のすすめ

園芸家の十二ヶ月

園芸で大事なのは眺めること、じっくり観察すること。

そうか、手を動かしてせかせか働くことが、必ずしも欲しい成果に直結するわけではないのかもしれない。思うようにいかないこと続きの最近になって、思い出したカレル・チャペックの園芸論。
というか、読んだ同時は、園芸の本じゃないじゃん、とむしろがっかりした覚えが。園芸の本でなくてチャペック氏の本なので。

その5年後、プラハでチャペック兄弟と再会。チェコの国民的作家であることを知った。
10年後、渋谷でまた再会。ナチスの時代に、戦い、亡くなっていた(兄ヨゼフは収容所で)ことを知った。

可愛い絵はいつも周りにあったけれど、その作者の人生を知ったのは大人になってから。あぁ、そうだったんだ、と悲しくなった。
カレル・チャペック童話全集
ダーシェンカ 愛蔵版