cornflowerの読書と映画と旅と勉強の日記

思いつくままに、備忘録として

クローン落ちの不思議

約束のネバーランド【期間限定無料】 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

週刊ジャンプ連載中の人気漫画『約束のネバーランド』も、もはや終盤。これ以上膨らますにも、ネタは、だいぶ回収されてしまっているし、ラスボス戦からのラス落ちもうひと盛り上がりで、サラッと終わるんだろうなー、としか思えず、ちょっと残念な今日この頃。

 振り返ってみて思うのは、これ、GFで飼われていたときの方が面白くなかった?という残念な疑問・・・。「賢い子どもたちVSスーパーママの心理戦」が怖くて、悩ましくて、夢中にならずにはいられなくて、それがよかったのに、もぅ。

鬼の女王あたりは、別にそれほどねぇ?


ところで、『約束のネバーランド』の農園で子どもたちが着ている服、どこかで見た覚えはないだろうか。

設定もしかり。

隔離して育てられている子どもたち・・・。親はいない。特殊なルールがある。子どもたちは、一人また一人といなくなって・・・このデジャブ、知ってるよ、クローンでしょ?そう思った人は多いはず。


映画化くらいならまだしも、日本では、がっつりドラマ化もされてしまったあの作品。この後におよんで、知名度が上がってしまった、カズオ・イシグロ氏の小説『私を離さないで』にプンプン類似してるのだ。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

イギリスの薄暗い鬱々した風土の、規律正しい寄宿舎生活っていう、バッググラウンド設定が、この小説の肝なのに~

下手に海外小説をドラマ化しないでよ、と私はちょっと怒っている、最近のクローン小説の佳作。


よくある、ストーリーといえばストーリーなので、真似も何もないのだが、取りあえず、漫画ー小説ー映画の垣根を超えて、話しの冒頭がとにかくシンクロする。もう一ついえば、さらに別作品も乗っかって、あれ、最後、西太后出てくるんだっけ?

・・・とまではならないまでも、クローン飼いノンフィクションの叩き売り状況に違和感を覚える。もう、目新しいテーマではないのだと思うのだけど。

輝夜姫 1 (白泉社文庫)



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エマはキャリー・マリガンが演ればいいんじゃない?


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