cornflowerの読書と映画と旅と勉強の日記

思いつくままに、備忘録として

語学留学のすすめ③ ーオーストラリア 治安の問題ー

「まさか自分には起きないだろう」ということ、海外では、結構、普通に起こります。

想像して欲しい。
海外旅行をするにあたって、またはワーホリを始めるにあたって、あなたは滞在先の法律を調べたりしますか。
バカンスで行く国で、規律正しく生活しよう!なんて思いますか。どちらかというと、ハメを外す感じになりません?

オーストラリアは移民の国。最近は大分厳しくなってきたものの、外国からの移民希望者が集う国なのは今も変わらず。
広大で豊かな自然とコアラやカンガルーを見に訪れる観光客、バックパッカーもまた数知れず。ワーホリに訪れる若者たちも多い。
違う理(ことわり)で生活する先住民アボリジニの存在もあり・・・。

何が言いたいかというと、基本、↑「無法地帯」っていうこと。非日常を楽しみに来る人、生きること自体に必死な人、違う文化と価値観で生きてきた人、法社会の枠外で暮らしている人、が、ルール遵守の模範生であるわけはない。
問題は起きるし、起こす。当然、巻き込まれる。


◆No.1トラブル 盗難

<ケース1>
留学初日にシェアハウスへ泥棒が!パスポートとクレジットカード、現金すべて盗られて日本へ緊急帰国・・・。<ケース2>
深夜2時、住人が寝静まった頃に泥棒(バックパッカー風白人young)が!部屋の鍵を開けっ放しだった数名の手荷物からPC、スマホ、お財布、バイト代(数十万円)、車の鍵を窃盗。冷蔵庫からはオーストラリア牛肉とワインを頂戴・・・今夜は大収穫のパーティーだ!ついでに車もいただきだーいと思った(かどうかは知らない)が、音でバレれ、犯人は慌てて逃走。<ケース3>
深夜2時、住人が寝静まった頃に泥棒(アボリジニの少年)が!実は普通に起きていた住人とかち合わせ。お互いビックリ!!犯人は慌てて逃走。<ケース4>
日中、友達の家にマンゴーのお届け物に。ほんの数分で戻ったが、ガレージに置いておいた自転車は消えている!慌てて走り探したが見つからず。諦めたその日の夕方、道に放置された自転車を発見!(遊び飽きて乗り捨てたか?)<ケース5>
学校前の駐輪スペースに自転車を駐車。太いチェーンを巻いて盗難防止は完璧だわ。
授業を終えていざ帰ろう・・・無残にも切られたチェーンを残して自転車が忽然と消えている・・・。×2回。
(教訓:新しい自転車はもはや買わない方がいい。)

↑普通にあります。挙げても尽きない実例の数々。

基本、家に泥棒が入る(何度も何度も入る)というのは当たり前のことだと思った方がいい。特にシェアハウスは不特定多数の人が出入りする場合が多いから、家のセキュリティーはあって無いに等しい。
酒を飲んで酔っ払っていい気分~。「入口の鍵閉めたか?」「そんなのどうでもいいしー」というワーホリ馬鹿男子(日本人に多い)もいます。自分の身は自分で守る必要があるのです。

自転車も基本盗られます。カギをつけても、盗られるときは盗られる。(カギは壊せます)

基本の安全管理+二重三重の盗難防止対策+リスク分散(現金は分割して見つかりにくいところに保管)、をすること。
シェアハウス探しは泥棒の視点で。敷地内入口はオートロックの方がいいし、大家さんが1階で常にいる家の2階の部屋というのが比較的お勧め。パーティーハウスは友達の家にしといて、自分は少人数の手堅いシェアハウスに住んだ方がいい。


◆交通事故

交通事故にあう/警察署で

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これもわりと多いトラブル。事故に巻き込まれるというよりは、起こす方。

海外生活をするにあたって、国際免許証を取得する人はわりと多いと思う。実際、レンタカーを借りて、友達みんなで、お出かけする機会、かなりある。郊外のバス移動はきつい。やはり車が便利だ。ツアーに入るより安上がりでもある。

土地にも国のルールにも不馴れなドライバーでも海沿いの真っ直ぐ道の運転は何とかなる。
問題は山道、夜道。朝から晩まで遊びまくれば疲れるよ。観光名所は景色の良い場所(=山道の先)、広い敷地(=郊外で道の整備がされていないことあり)ある。疲れて暗い帰り道(くねくね道)。事故は起こるべくして起こる。

保険は入っているか?
警察、病院に連絡出来るか?
英語で警察に状況説明ができるか?
もし乗車していたクラスメートを怪我させてしまったら?
留学中の外国人クラスメートが入院する事態・・・楽しく海外生活を継続出来る?
事故車の支払い、入院費の支払い・・・

悲惨なことになるだろうということは想像出来ると思う。

※郊外では、野生カンガルーとの衝突事故も起こる。日本でいうと山のタヌキのごとく、事故にあったカンガルーの死骸を道で目にすることは多い・・・。


◆性犯罪

積極的アプローチと性犯罪の境目は自分が思うより、ある人たちにとっては曖昧なものなのかもしれない。
大半は未遂で終わるが、「あ、これはヤバいな」という状況、かなりある。問題は、その空気を、20代そこらのお嬢さんだと全然察することが出来ないということ。
ホームステイ先のおじさん、おじいさん、お兄さんの目がマジなのに、海外にいる開放感と暑さから薄着、水着、ほぼ下着の無防備さ・・・何も起きない方がもはや不思議という状況。
ファームも当然、同様。人(モラリスト)の目がない分、むしろリスクは高いか。

誰もが警察に通報するわけではない。ショック、取り敢えず逃げる、それでいっぱいいっぱいなのが普通。異国の地で見方になってくれる人はどれだけいるか?
結局、味を占めた常習犯が放置されたままだったりする。
アボリジニによる犯罪も、残念ながらあり、身を守る難しさは常に痛感することになる。←まぁ、大抵、被害に遭うのは、このあたり、何も考えてない人たちなのだが。

1年も2年も海外にいれば、警察にお世話に機会は可能性として十分あり得るということ、覚えておいた方がいい。

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◆クロコダイル

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日本でいうと「クマ」的存在か?
クロコダイルによる被害は結構多い。オーストラリアに半年も滞在すれば、「クロコダイルに喰われた」ニュースを目にする機会はあると思う。

人間、海の近くに遊びにいけば、当然、海沿いを歩いたり、海へ入って泳ぎたくなるだろう。
はい、残念。足を噛まれて、抵抗虚しく、海へ引きずられてThe endです。
オーストラリアに行って驚いたのは、海沿いの「危険クロコダイル、海から離れた場所を歩きましょう!」看板の数の多さ。確かに、トレッキングに行けば、天然クロコダイルを目にする機会は多く、マジで要注意なのだなということはよく分かる。

ちなみに、クロコダイルにも大きくわけて2タイプ(川・海)あり、問題になるには海の大クロコダイル、通称ソルティ。やつらには縄張りがあるようで、罠を仕掛けることで、「犯人」を捕まえるは可能。お腹を裂くことで被害者を見つけること自体は難しくないとのこと。漫画的ハッピーエンドとはならないが・・・。


◆葉っぱの問題

ごく普通ーにみんなしているので、これが例のあれかと気がつくまでにやや間が。
国や州によっては違法でなかったりするので、まぁこんなもんなのかもなぁと思ったが、同じように思って(かどうかはしらないが)身を破滅させている人もいるし、悪ノリしない方が当然いい。


◆そのほか

オーストラリアで「ヒッチハイク」は禁じられている。結構、意外だったのだが、理由がある。
ー数年前、ヒッチハイクをした若者が連続殺人を行ったから・・・。
ヒッチハイカーはシリアルキラーだったのだ。

乗る方の危険でなく乗せる方の危険を考慮し、ヒッチハイクが禁止とされる国。日本的感覚とは違うことは多い。

あ、砂浜(キャンプ場以外)でキャンプも一応、禁止です。ヌーディストビーチよりはマシなんじゃないかと個人的には思うが。

純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて 西欧&北欧編

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by ギノ