cornflowerの読書と映画と旅と勉強の日記

思いつくままに、備忘録として

語学留学のすすめ① ー決断は慎重にー

海外で生活してみたい!
語学留学して英語力を伸ばしたい!
そう思っている人は結構沢山いる気がする。

望んでいるけど、思い切れない理由は何だろう。

・(社会人)仕事を辞められない
・(社会人)再就職の不安
・(学生)留年することの不安
・(学生)就職活動が遅れることの不安
・留学資金の問題
・海外生活への不安(治安も含めて)
・語学力の心配
・親の反対
・そもそも語学力がUpするのか?という問題

残念ながら、その心配、不安は、まったく妥当です。的を射てます。


◆語学留学者の実情

日本人に限っていえば、語学留学者(もしくはワーホリ隊)の大半は、看護師、美容師、保育士、ホステス、アマホステス(お金を<家族ではない誰か>に出してもらっている)・・・つまり転職、再就職がしやすい資格職、技能職というのが現状。

英語力の高さは確かに就職・転職には有利なのだが、海外留学によって、1年ないし2年キャリアが遅れることのデメリットがやはり有り、キャリア志向のある人(or お金を稼ぎたい人)への語学留学は薦め難い。
外資系には、留学なんてしなくても英語ができる人がゴロゴロいるし。もし海外で勉強するなら、計画的に、ブランクを補うためにも、ちゃんとマスターを取るぐらいはした方がいいと思う。

やっぱり外資系! がいい人の必勝転職AtoZ

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学生もしかり。タイミングを間違えて、単位の問題、卒論の問題、就活の問題が、帰国後、がっつり被さって、どうにもならなくなっている人、わりと見かける。
「卒業後は就職しないで海外へ行きます!3、4年はバイトで資金稼ぎするっス」という大学生もいるが・・・。別に格好よくはないよ。
海外生活はとてつもなく楽しいよ。自分でノルマを課さなきゃ、無責任にやりたい放題・・・気楽だよ。
でも、よく考えて欲しい。地に足をつけて、責任をもって社会人をしている人の方が、苦労は多い分、人間力が高かったりするということを。大望に胸を膨らますだけでなく、自分が捨てる選択肢の先もしっかり見つめた方がいいと思う。

とりあえず、まずは、夏休みのフィリピン短期留学で自分を試すといいのでは。海外で誘惑に負けずちゃんと英語の勉強が出来るか。自分の伸びしろはどの程度か。留学先で問題になるのは、何も英語力だけではない。若くても成熟している外国の若者たちとディスカッション出来る程度に教養、知識は備えているか、ものを考え、発言する力はあるか。

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  • 発売日: 2016/11/10
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ちなみに、地味に、世界地理、世界遺産や音楽、美術、映画とかの知識も必要だったりする。「Qさま」「東大王」「世界不思議発見」あたりは見ておくと意外に役立つ。


◆留学資金(海外生活資金)の問題

こちらの方は、留学先によるが、意外となんとかなる問題だったりする。

オーストラリアの場合、学生ビザでアルバイトが出来るというメリットがある。フィリピンでは、アルバイトこそ出来ないものの、学校の雑用(掃除、受付など)をすることで学費や生活費が免除になったりする制度が充実している。
他にも国に依らず、特待生制度を導入している語学学校は多い。基礎英語力、プレゼン能力に自信があるならば、学校または大学に、直接、特待生制度の有無について問い合わせをしたり、民間や政府のの奨学金狙いで、留学先を決めるというのも有りだ。

なお、表立ってお勧めは出来ないが・・・、たとえ観光ビザであっても(就労不可の学生ビザであっても)、個人経営者に直接雇用されてしまえば、どこの国でも、実はバイト出来る。
(法定最低賃金を下回る賃金で雇用出来るということで、むしろ雇用者は好むことも。)

もちろん違法なので、Bankの預金額でバレて、全預金額没収という残念な結果に終わったり・・・リスクはよく考えること。

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◆オーストラリアのアルバイト事情

どこを本拠地にするかによって、事情は異なる。ファームにしても、至極快適、お金がガンガン貯まるファームがあれば、キツイ労働、高いInn代、レイプの危険とバグに悩まされる、過酷な強制収容所風ファームもある様子。慎重に情報収集したいところ。
基本的に、ワーホリ斡旋会社の情報は当てにしてはいけない。現地の情報は現地で、欲しい情報は、欲しい情報を持っているコミュニティーで収集、が基本。ワーホリ目的でも、始めは語学学校に通った方がいいのは、このコミュニティーにアクセスするのに語学学校ほど適した場所はないからだ。

ちなみに、リゾート地でのバイトには以下のようなものがある。

・お土産やさん★
・マッサージやさん★
・回転寿司★
・レストランのホール、キッチン★★
・ホテル雑用係★★
・子守★★
・ツアーガイド★★★
・コンパニオン、ホステス(?)


詳細は別記事にて。

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by ギノ