cornflowerの読書と映画と旅と勉強の日記

思いつくままに、備忘録として

外国人に学ぶ海外お国事情②

典型的日本人から見た、各国の若者たちと、彼らから伺える各国お国事情について。続き。


⑥ロシア人

実は日本人が大好きなロシア人 (宝島社新書)

実は日本人が大好きなロシア人 (宝島社新書)

  • 作者:田中 健之
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2014/02/10
  • メディア: 新書

レアといえばレア。語学学校では、ロシア人には1人しか会ったことがないのだが、相性がいいのか、知り会ってからずっと行動を共にした。

単に彼女のコミュニケーションの高さゆえなのかもしれないが、ロシア人、極めて付き合いやすい。日本人のおばちゃんと話してるみたいな。
「ラテン系の気が強い女子は日本人の女子が好きだよね」「日本人、従順だからねー」「気の強い女子同士じゃうまくいかないっしょ」「シェアハウスでパーティーするとき、料理したり洗い物したりしてるの、日本人かスイス人だよね」「パーティーじゃなくてもそうだよ、女王は働かないよ」

↑貴重な同世代ということもあってか、日本人といるより、だらだらお喋りが続くという恐ろしさ。絶対、中身ブラック(腹黒)だからだ。

お国事情的には色々ある様子。まず首都モスクワでも仕事がないとのこと。英語堪能でフィナンシャル
なんちゃらの職歴があるなら、なんとかなりそうなものだが、そういえば、ガチでオーストラリアの永住権を狙っていた。スイス人的に日本人と結婚するのは「なし」だが、ロシア人的には「あり」とのこと。金髪美女と付き合いたい日本人男子はロシア人にアプローチするといいと思う。

ボリショイ・バレエ 2人のスワン(字幕版)

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  • 発売日: 2019/02/06
  • メディア: Prime Video


⑦ブラジル人

オーストラリアにブラジル人は多い。相当遠いのに。アメリカじゃなくて、オーストラリアへ語学留学??
トランプさんの影響があるんじゃ?
というのも、彼らはどちらかというと永住権狙いで語学学校に通っているから。どう考えても勉強好きというわけではなく、半永久的にとり続けられる学生ビザ(80%の出席率は必要?)で滞在して、最終的に(?)バイト先からビジネスビザを取得することを目的としている様子。(ちなみに、かなりの数の日本人女子はオーストラリア人と結婚してパートナービザを入手することを目的としている。)

日系ブラジル人も多い。←ブラジル人だけど、1/4くらいは中身、日本人だよ。どうやったて親しみやすい!そもそもブラジル人の人懐っこさ、面倒見のよさ自体も異常。化粧直してくれるわ、Vの発音矯正してくれるわ、分かって日本語下ネタ言ってくるわ…。
一方で、ギャップも。デスカッションテーマが『家族』だったときのこと。「母親はゲリラ軍の兵士で・・・」(!)「自分は10人兄弟の末っ子で・・・」(?)「乳癌でもう・・・」(!)・・・しんみりして、みんなでハグするという日本ではあまりない展開に・・・。

とにかく、リオオリンピック開催による経済的ダメージは大きかった模様で、「国に帰っても仕事ない」とこぼすブラジル人が多かった。大学に行っていても、英語が堪能でも、元キャリアウーマンでも、あまり意味がないようで。

ちなみに、ブラジル人女子の疑問「男を捕まえるはget a boy」でいいのか?に対して、大人オーストラリア人教師の返答は「get a boyはgo to bedのニュアンス含むけど、それでいいならいいんじゃない?」だった。


⑧コロンビア人

コロンビアーナ (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
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わりといるが、ブラジル人に比べるとかなり少数派なので、コロンビア人同士の繋がりは大事にしている様子。
(どちらかというとブラジル人は見境ない。スイス人ブラジル人のカップルが意外に多い印象。)

経済的にはかなり厳しいとのこと。ベネズエラが最悪で、コロンビアも悪い。ブラジルはリオオリンピックのダメージが。チリは比較的、裕福。

ブラジル人もそうだが、コロンビア人も素朴で人懐っこい。人との距離感が近い。「偏見」って言葉の欠片もない感じ。会えば必ずハグしたな。

ちなみに、コロンビア人女子は「attribute」という単語を表現する際、自分の胸とお尻を強調する。(訳)「私の大きな胸とお尻は母親に〈由来して〉います」


⑨チリ人

「ラテンの女は、引いて引いて引いて男を捕まえる」のだそうで、基本待ち合わせした時間には行かないとのこと。(下手したらすっぽかし。相手が女でも同じような・・・。)
男がそれに3回耐えたら、付き合い始める、が「私の行きたいところは私が決めるの」と。(相手が女でも同じような・・・。)

↑こんだけ強気の癖に、人恋しさは人一倍のようで、気を許した相手には「I love you」「I miss you」のメッセージとTelの嵐。嫉妬心も半端ない。私には、コロンビア人女子とハグしていたら、チリ人女子に、すごい勢いで引っ張り剥がされた実績が・・・。

我がまま、気まぐれ、自由奔放さ、怠惰と母性愛、甲斐甲斐しさ、真面目さ、プライドは両立することを私に教えてくれたのはチリ人女子でした。

チリを知るための60章 (エリア・スタディーズ)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2019/07/19
  • メディア: 単行本

③につづく


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by ギノ