cornflowerの読書と映画と旅と勉強の日記

思いつくままに、備忘録として

外国人に学ぶ海外お国事情①

オーストラリアの語学学校に半年通って学んだのは、「国民性、恐るべし」ということ。戦争を起こそうとまでは思わないけど、普通に仲良くなれない国はそりゃあるよ。

典型的日本人から見た、各国の若者たちと、彼らから伺える各国お国事情について。


アメリカ人とイギリス人

語学学校(English school)には存在しない。何故なら、英語は彼らの母国語だから。
もちろん、アメリカ人とイギリス人の先生はいるのだが・・・オーストラリアで、外国人が語学学校の先生をやっている、それはどういうことか。
遊びにきて、お小遣い稼ぎをしているってことだよ。あくまでvacationでholiday。休日、クラブでフィーバーしているのに出くわすし、誘うと一緒に遊んでくれるぞ。

授業に関していえば、日本人にとってありがたいのはアメリカ人の先生。日本英語はFromアメリカ英語。発音も馴染みのある単語も基本アメリカン。キングオブイングリッシュは美しく、耳に心地よいのだが、残念なことに頭に入らず・・・。
もっともチンプンカンプンだったのは、オーストラリア英語だったけどね。


②オーストラリア人

当然、オーストラリアの語学学校(English school)に、オーストラリア人の生徒は存在しない。関わるオーストラリア人は基本的に大人のみ。先生、ホームステイ先の家族、ショップ店員、ガイドさん、バイト先のボスなど。
ただ、オーストラリアという国を考えてみよう!
移民の国なんだよね。先住民、アボリジニなのだよね。だから、オーストラリア人の先生のご両親はポーランド人。ホームステイ先のマムはイタリアンオーストラリア人2世。バイト先のボスは、permanentビザ持ちの韓国人。ショップ店員もツアーガイドも永住外国人
純正(?)オーストラリア人の奥さんは、日本人が多く・・・(基本、その旦那は浮気している)。
もぅ、そういう文化、そういう国なんだな、と思った。
※オーストラリアは広いので、土地柄で事情が違う気はするが。

異文化理解とオーストラリアの多文化主義

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③韓国人

ニュース的には仲が悪いことになっているお隣の国だが、グローバルでカテゴラライズされると、間違いなく同枠に入る国。語学学校の初級クラスは日本人と韓国人から成る。日本人は日本人とつるむのが好きだが、慣れてきて、国際デビューするにあたって最初にアプローチするのが韓国人(ハードルが低いから)。半年位するとSNSに日本人と韓国人のカップル写真が続出する。
女の子は可愛くて賢いし、男の子は不真面目な(基本、学校に来ない)くせに、優しいからずるよなぁ。

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④中国人

溢れかえる韓国人、日本人と違って、語学学校ではお目にかかることが稀な人種。
どうも、学生ビザを取りにくいお国事情があるとのこと。1人だけ見たことがあるが、ザ・一人っ子、ザ・中国人オーラでかなり浮いていた・・・。

中国人の考え方が2時間でわかる本

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⑤スイス人

愛国主義の権化。
「オンラインショッピングとお店で実際に買い物、どちらがいいか」というデスカッションテーマで、「私たちは、Made in Switzerlandの物を買う」と答える、強者。

『中立国』というと平和主義っぽい感じだが、裏を返せば、『私たち、下々の国々と徒党を組んだりなんてしませんわよ』ということ(私の主観です)。プライドの高さは他国の追随を許さず。スイス人はとにかくスイス人同士で固まる。(日本人かよっ、と突っ込みたくなるほど。)
そして、露骨に日本人をディスる。初級クラス(=日本人クラス)の日本人を見て指差して笑うわ、「あなたなんかが試験に受かる訳ないじゃない」とケンカ売ってくるわ、何故か「内村航平」以外の日本人男子は価値なしと思っているわ。

ただ、真面目なんですよね。他の外国人がまぁ~遊び慣れしているのに比べて、過激発言が目に余るこの多数派スイスGermanは、とにかく堅物。ちゃんとテスト勉強するし、出来ないと落ち込むし(ラテン系は全然落ち込まない)。英語では散々ディスっといて、何故か恋愛相談しにくるし。そんでもって、誕生日アピール(おめでとうと言わせたい)と誕生日会がいかに楽しかったアピール(話しを聞いてもらいたい)もしてくるし。

興味深い人たちです。
※もちろん、世代や地域によってスイス人のキャラは大分違う様子。
・年配者:英語全然ダメで国際的なじゃない感じ。
・30代くらいだと個人差あり、海外に遊びにきているような人は付き合いやすい。
・20歳くらいを境に本格的な英語教育を受けている(=英語堪能)子どもとそうでない子どもに別れて、前者はエリート風、後者はコンプレックス有り風かそれを超えて我が道を行ってる傾向。
・スイスFrench:アジア系移民の子しか知らないが、洗練されていて一方で人なつっこい感じだった。
・スイスItalian:イタリア人ほどぶっ飛んでないが、ノリはラテン系。それでも真面目。

スイス人のまっかなホント (まっかなホントシリーズ)

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②に続く


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by ギノ